痛み止めを飲んでもすっきりしない。天気が崩れる前や、朝起きたときに特につらい。痛む場所が日によって変わる。いろいろ試しても、なかなか楽にならない。
そんな痛みを、ひとりで抱えていらっしゃいませんか。
中医学では、痛みの原因を大きく不通則痛と不栄則痛の2つに分けて考えます。不通則痛は「通じざれば則ち痛む」という言葉のとおり、気や血の巡りが滞って起こる痛みです。不栄則痛は、身体に必要な栄養が行き届かないことで起こる痛みです。
冷えや湿気といった外からの影響を受けやすい体質もあり、同じ「痛み」でも、その背景はお一人おひとり異なります。
不通則痛通じざれば則ち痛む
「詰まって」起こる痛み
道路そのものはなめらかでも、車が混み合うと渋滞して、なかなか先へ進めません。身体でも、気や血の巡りが滞ったところに痛みが生じると考えます。
不栄則痛栄えざれば則ち痛む
「足りなくて」起こる痛み
道路の手入れが行き届かずでこぼこだと、車はスムーズに走れません。身体でも、気や血、潤い(津液)が不足して隅々まで養えないと、痛みが生じると考えます。
「通じれば痛まず、栄えれば痛まず」
中医学では、痛みの理由が見えてくると、整えていく方向も見えてくると考えます。
通則不痛通じれば則ち痛まず
「滞り」が中心のときは、巡らせることを大切にします。
道路でいえば、渋滞をほどき、車がスムーズに流れるようにすること。
毎日の養生では身体を冷やさない、気持ちをため込まない など
栄則不痛栄えれば則ち痛まず
「不足」が中心のときは、補い、養うことを大切にします。
道路でいえば、傷んだ道を補修し、なめらかに整えていくこと。
毎日の養生では無理をせず休む、胃腸をいたわる食事 など
「不足」と「滞り」の両方がある方もいらっしゃいます。
お一人おひとりの体質に合わせて、漢方薬をご提案します。
痛みの出方や強さの変化、天候との関係、睡眠や食事の様子などを丁寧に伺い、体質に合わせた漢方薬や養生法をご提案します。
↑ ほかのお悩みを見るしっかり眠ったはずなのに、朝から身体が鉛のように重い。少し動いただけで、翌日以降まで寝込んでしまう。
「怠けている」と思われるのがつらくて、誰にも言えずにいませんか。
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)では、休んでも回復しない強い倦怠感が続くことが知られています。
中医学では、身体を動かすエネルギーを「気」と呼びます。気が不足した状態(気虚)では、疲れやすさや、だるさ、やる気が出ないといった状態が現れやすいと考えます。
また、気をつくる胃腸(脾胃)の働きが弱っていたり、身体に余分な水分(湿)が溜まっていたりすると、「重だるさ」として感じられることもあります。
一日の中での体力の波や、動いたあとの様子、食事や睡眠のことまで伺いながら、無理なく続けられる漢方薬と養生をご提案します。「頑張りすぎない」ためのペース配分も、一緒に考えていきましょう。
↑ ほかのお悩みを見る頭に霞がかかったようで、考えがまとまらない。文章を読んでも頭に入ってこない。話している途中で、言葉が出てこなくなる。
周りからは見えにくいつらさだからこそ、分かってもらえないもどかしさがあるのではないでしょうか。
中医学では、頭がすっきり働くためには、気と血が頭まで十分に届いていることが大切だと考えます。気や血が不足していたり、余分な水分(湿)が溜まって頭が重くなっていたりすると、ぼんやりとした状態になりやすいとされています。
頭がぼんやりする時間帯や、疲れ・睡眠との関係を伺いながら、体質に合わせた漢方薬や食養生をご提案します。うまく言葉にできなくても大丈夫です。ゆっくりお話しください。
↑ ほかのお悩みを見る寝つけない、夜中に何度も目が覚める。理由もなくイライラしたり、不安な気持ちになったりする。
心と身体の両方が休まらない状態が続くと、毎日がとても長く感じられます。
中医学では、気の巡りをスムーズに保つ働きを「肝(かん)」が担うと考えます(西洋医学の肝臓とは異なる考え方です)。ストレスなどで気の巡りが滞ると、イライラや頭痛、喉のつかえ感などが現れやすくなるとされています。
また、心を落ち着かせる「血(けつ)」が不足すると、眠りが浅くなったり、不安感が出やすくなったりすると考えます。
眠りの様子や気持ちの波、季節や生理周期との関係などを伺い、心身のバランスを整えるための漢方薬や養生法をご提案します。お話しいただくこと自体が、少し肩の力を抜くきっかけになれば嬉しいです。
↑ ほかのお悩みを見る少し食べただけで胃が重くなる。食欲がわかない。お腹が張って苦しい、便秘と下痢を繰り返す。
食べることがつらくなると、元気を取り戻す力まで落ちてしまいます。
中医学では、胃腸(脾胃)を、食べたものから気や血をつくり出す「元気の源」として、とても大切にしています。冷たいものの摂りすぎや、思い悩むこと、ストレスなどが、胃腸の働きに影響すると考えます。
胃腸が整うことは、疲れやすさや冷えなど、ほかの不調を考えるうえでも土台になります。
食事の内容やタイミング、お腹の調子が変わるきっかけなどを伺い、漢方薬に加えて、毎日の食事で取り入れやすい薬膳・食養生もご提案します。
↑ ほかのお悩みを見る急なほてりや汗、気分の浮き沈み。毎月の生理痛や、周期の乱れ。手足の冷えや、夕方になると脚がむくむ。
「女性ならよくあること」と、我慢を重ねていませんか。
中医学では、女性の身体は「血(けつ)」と深く関わっていると考えます。血が不足したり、巡りが滞ったりすることが、月経に関わる不調や冷えの背景にあると考えます。
また、中医学の古典には、女性の身体は7の倍数の年齢を節目に変化していく、という考え方があります。年齢とともに変わる身体に合わせて、養生の仕方も変えていくことを大切にしています。
月経の周期や様子、冷えやむくみの出方などを伺い、その時々の身体に合った漢方薬や養生法をご提案します。話しにくいことも、安心してお話しいただける場所でありたいと思っています。
↑ ほかのお悩みを見るかゆみで夜も眠れない。肌の状態が気になって、人と会うのがおっくうになる。良くなったり悪くなったりを繰り返して、先が見えない。
肌の悩みは、心にも大きな負担になります。
中医学では、皮膚は身体の内側の状態を映し出すものと考えます。身体にこもった熱や余分な水分(湿)、血の不足による乾燥など、肌に現れている状態から、内側のバランスを読み解いていきます。
肌の状態が変わるきっかけや季節、食事や睡眠の様子などを伺い、内側からのケアとして、体質に合わせた漢方薬や養生法をご提案します。皮膚科での治療を続けながらのご相談も承っています。
↑ ほかのお悩みを見るけがのあと、なかなか元のように動けない。練習や試合のあとの疲れが抜けにくい。手術を控えていて、少しでも身体を整えておきたい。
身体を動かすことが好きな方ほど、思うように動けない時間はもどかしいものです。
中医学では、けがなどで傷めた部分には、血の巡りの滞り(瘀血)が生じやすいと考えます。また、筋肉や腱を養う気や血が十分にあることが、身体を支える土台になると考えます。
けがの痛みも、中医学では不通則痛と不栄則痛の2つから考えます。けがの直後のように巡りが滞って起こる痛みは不通則痛、回復が長引くなど身体を養う力が足りずに起こる痛みは不栄則痛です。
けがの経過や現在の治療、練習・お仕事の状況などを伺い、医療機関での治療と並行して取り入れられる漢方薬や養生法をご提案します。中医学では身体の内側から整えることを大切にします。傷めた部分だけでなく、筋肉や腱を養う気や血の状態、疲れの溜まり具合など、身体全体を見ていくことで、けがをくり返しにくい身体づくりを目指します。
※けがをした直後や、痛み・腫れが強い場合は、まず医療機関を受診してください。
↑ ほかのお悩みを見る※ご紹介している内容は中医学の一般的な考え方です。体質や状態はお一人おひとり異なり、効果を保証するものではありません。医療機関で治療中の方は、主治医の先生にもご相談ください。
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